導入事例紹介 : バイオガスプラント

概要

バイオガス発電事業者様です。
新設プラントの建設にあたり、デモ機による試験での処理結果が良好だったこと、他製品と比較してランニングコストが低いことなどが評価され、スリットセーバーシステムを採用して頂きました。

メタン発酵後の消化液をスリットセーバーシステムで凝集脱水し、固形分は乾燥後肥料原料として再利用されています。

設置施設 バイオガスプラント
対象排水 食品残渣原料の発酵後の消化汚泥
ご利用製品 スリットセーバー + 自動溶解装置 + ポリ鉄添加装置
スリットセーバー型式 脱水モデル : SS-811DK 1.0mm
電気ユーティリティ 脱水機システム : 1.75kW、薬品供給システム : 1.3kW (各種ポンプを除く)
納入 2023年7月
運転データ
計量対象 原水
[mg/L]
処理ろ液
[mg/L]
SS 15,000 37
BOD 410 29
COD 4,400 190
N-hex抽出物質 120 3.3
SS回収率
99.8%
脱水ケーキ含水率
75%
現状処理能力
処理流量
[m3/hr]
固形物濃度
[%]
処理量
[kgDS/hr]
粉体凝集剤使用量
原水に対して[mg/L]
1日の処理時間
2.7 2.5 68 750 8時間
比較写真
流入液
スリットセーバー濾液
お客様の声

設計当初の脱水ケーキの含水率想定値は 85%だったが、試運転以降 70%後半を維持。後段の乾燥機のエネルギー量削減に寄与しているので満足している。
高分子凝集剤の添加量も稼働当時と比較して減少した。

動画

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