レーザ溶接機見学
先日、株式会社アマダさんの関西テクニカルセンターにお邪魔して、レーザー溶接機を見学してきました。今回はその様子をお伝えしたいと思います。
パーティション
レーザー溶接には強いレーザー光を使用しますので、安全の為、レーザー光を遮断する専用のパーティションの中で作業をする必要があります。
今回設置してあるパーティションは展示会用の物で、実際に販売されている物はW2800×D2800×H2200の大きさになるそうです。溶接する物にもよりますが、1人で作業するには十分な広さですね。
レーザー溶接機
見せて頂いたレーザー溶接機はこちら。ハンディファイバーレーザー溶接機、FLW-1500MTです。
高出力で、4㎜の厚さの鉄板も楽に裏まで溶け込みが出ていました。
また、専用端末のアプリで、加工条件の設定が可能です。材質と板厚を登録するだけで難しい調整は一切必要なく、溶接の経験が無い方でも簡単に設定出来ます。
これは楽。
実際に溶接してみました!
今回1番気になっていたフィラー溶接です。
自動供給装置が搭載されており、溶接を始めると自動で溶接ワイヤーが出てくる装置です。これも楽。
最初は手の動きに戸惑いましたが、少し練習すれば出来るようになりました。社長曰く、コツは『溶接ワイヤー動作と心を一つにすれば良い』です!
展示作品
展示されていた作品を少し紹介します。
実際に弊社にある加工機械で作られた作品なのだそうです。どれも、機械の持つスペックを最大限活かした素晴らしい作品でした。我々も日々アイディアと可能性を広げて、ものづくりを続けて行こうと改めて感じました。