スリットセーバー開発と研電社の歴史 vol.1

今回から、弊社の主力製品であるスリットセーバーの開発の歴史を、会社の歴史を交えつつ何回かに分けてご紹介したいと思います。
昔の話ですので、先代社長の協力のもと、記事を作成しています。

創業からスリットセーバー開発まで

創業時社屋
創業時社屋

研電社は1958年に島根県出雲市で創業しました。

場所は現在とは異なり、出雲市駅のほど近くになります。
創業当初は車の電装品の製造販売が主な事業でした。写真をご覧頂くと、「ナショナルバッテリー・自動車ラジオ」と看板にあるのが分かります。
しかしながら、徐々にメインとなる事業は変化していき、遠心分離式排水処理装置の整備及び販売、各種工業機械を開発設計・製造するようになりました。

過去に製作を手がけた製品の数例をご紹介します。

藻刈機
藻刈り船
藻刈り船写真

発明大賞受賞。近隣の河川・湖の浄化を目的とした装置(これも環境関連機器ですね)

各種省力自動機

- シャツ自動たたみ機
- クリップを自動で取り付ける装置
(地元縫製工場と協力して製作)

2001年頃まで、その他にも地元の電子機器関連製作会社等へ数々の省力自動機を製作し、納入していました。

その間、当時の最新鋭であったNC旋盤等を導入して加工技術を向上させると同時に、機械・電気関係の知見を深め、経験を積み重ねていきました。
途中、高額な加工機械が破損するなどのトラブルもあったものの、この日々が後の研電社の成長に大いに役立つこととなります。

ある時、お客様から、使い勝手の良い排水処理装置のリクエストを受けます。
遠心分離機の整備の経験を生かし、新製品の開発が始まりました。

「使い勝手の良い」排水処理装置とは?

続きます!

次回 'スリットセーバー開発と研電社の歴史 vol.2'

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