磨き床

床を磨きました!

唐突に何なんだ?と思われたでしょう。ご自宅のフローリングも、無垢材でなければ磨くこともあるでしょうし、ショッピングセンターでポリッシャーを使ってお掃除している様子も時々見かけます。しかしながら、今回研電社が挑戦したのは『コンクリート磨き床』というものです。
元々はアメリカで考えられたようですが、コンクリートを磨いてそのまま美しくしてしまう工法です。

木造建築の多い一軒家では少ないですが、店舗、オフィス、役所、学校、病院、通路…実に多くの床がコンクリートでできています。大抵はこの素地のコンクリートに塗料を塗ったり、ビニールやカーペット、タイルで覆ったりなどしていますよね。しかし、経年劣化で塗料は剥がれますし、ビニールフロア、カーペット、タイルも経年劣化し、掃除も大変です。そんな悩みを解決するのがコンクリート磨き床なのです。

詳しくは新東工業様のページをご覧ください。
新東工業の磨き床

磨き床施工の様子

道具を一式お借りして、スーパーバイザーにもお越し頂き、社内スタッフで作業を行いました!
後で聞いた話ですが、作業を自分達でやる会社は非常に稀であり、新東工業様の専門スタッフに依頼する会社が殆どなのだそうです。研電社はとりあえず何でもやってみる精神が根付いていますので(せっかちとも言います)、何の疑問も持たず機器レンタルを選択したのでした。

まずは、一般的な塗装がしてある部屋を対象に実施しました。
経年劣化で塗料が剥がれてきたその上から、塗料を重ねるという行為を繰り返していましたので、磨き床を試す絶好の場所です。

手順
  1. グラインダーで塗料を削り、コンクリートを露出させて素地を整えます。
  2. 刃を変えて更に綺麗にならします。
  3. 強化剤を散布します。
  4. 刃を変えてさらに磨きます。
  5. 保護剤を散布します。
  6. バニッシャーで仕上げ磨きをして光沢を出します。

このステップだけを見ても、かなり時間がかかりそうですね。作業の様子がカメラに収められていましたので、動画で見てみましょう。100倍速でお送りしますが、それでも14分の長編です。
※ 音が鳴りますのでご注意ください。

Before & After
対象の部屋
磨き床施工前
磨き床施工後
事務所階下廊下
磨き床施工前
磨き床施工後

まるで大理石のような高級感ですね。しかも丈夫で掃除も簡単ということですので、いつかは工場全体をコンクリート磨き床にしたいものです。

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