ドライアイス洗浄機デモ
ドライアイス洗浄機(ドライアイスブラスト)のデモンストレーションに来て頂きました。
使用後、汚れたまましばらく放置しておいたスリットセーバーで試してみましたのでその様子をご紹介します。
ドライアイス洗浄とは
細かく砕いたドライアイス(ペレット)をエアーコンプレッサーで吹き付け、汚れを落とします。一見するとサンドブラストのようですが、ドライアイスですので対象物に傷が付きにくく、サンドブラストが使えない繊細な物にも使うことができます。また、低温のドライアイスを吹き付けることにより、対象物と汚れの膨張率の違いを利用して汚れを浮かし、その隙間にまたドライアイスが入り込んで昇華時の膨張で更に汚れを対象物から引き離します。そして当然のことながら、洗浄後ドライアイスは気体になりますので残りません。後の処理がいらないということです。
海外では以前から使用されていた洗浄方法のようですが、日本国内では普及し始めたところなのだそうです。詳しくはグリーンテックジャパンさんのサイトをご覧ください。株式会社グリーンテックジャパン
デモンストレーションの様子
ドライアイスペレットです。
これをドライアイス洗浄機に入れ、電源とエアーコンプレッサーを繋いで準備完了。
固形分が乾燥してこびり付いてしまっているスリットセーバーのケーシングの内側に吹き付けると、汚れが剥がれていきます。
固定スリットバーもきれいになりました。
※お客様へ:取扱説明書にありますように、運転停止時、長期保管時には必ず高圧洗浄水または水道水を使用してフィルター部の付着物を落として下さい。乾燥してしまいますと故障の原因となります。
面白いものを見せて頂きました。弊社でも使用できないか検討中です。
グリーンテックジャパン様、岩谷産業様、遠いところをご足労頂きまして有り難うございました。